●全土:十分注意してください(継続)

1.概況
 マダガスカルでは,2009年3月に憲法手続きによらない形でラジョリナ・アンタナナリボ市長(当時)を大統領とする暫定政府が発足しましたが,国際社会はこれを非難し,国際ドナーからの同国に対する援助も停止されました。この事態を受けて,国連,アフリカ連合(AU),南部アフリカ開発共同体(SADC)等を中心とした国際社会がこの政治危機の解決に向け調停努力を重ねてきた結果,2011年9月,SADCの主導により,憲法秩序の回復に向けたロードマップが関係当事者によって署名されるに至りました。その後,このロードマップに従い,新首相の任命,国民連合政府の設置,暫定議会の再編,独立国民選挙委員会の改編及び恩赦法の成立等,いくつかの重要な進展が見られるとともに,2013年7月24日に第1回大統領選挙,9月25日に第2回大統領選挙及び議会選挙,10月23日に地方選挙を実施する旨を発表しました。懸案となっていたラヴァルマナナ前大統領及びラジョリナ暫定大統領の次期大統領選挙への出馬問題についても,両者とも不出馬の意向を表明し,現時点では同選挙に関連した混乱は発生しておりません。

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