旅行業界では、お客様の名前や予約番号を電話で伝える機会が多くあります。
この際、伝え違いを防ぐために利用されるのがフォネティックコードです。
アルファベットを口頭で伝える際、正確に伝えるために、それぞれの頭文字を
使った単語を利用します。

アルファベット26文字は、以下のように表現します。
A=Able(エイブル)B=Baker(ベイカー)C=Charlie(チャーリー)・・・

これを利用して名前を伝える場合はこんな感じ。
佐藤さん、S-A-T-Oは→Sugar-Able-Tiger-Over
鈴木さん→S-U-Z-U-K-Iは、Sugar-Uncle-Zebra-Uncle-King-Item
高橋さん→T-A-K-A-H-A-S-H-Iは、Tiger-Able-King-Able-How-Able-Sugar-How-Item

名前だけでなく、メールアドレスを電話で伝えるときなどは大変便利です。
4月から旅行業界に入ってきた新人は、まずこのコードを覚えることになります。
単純に暗記するのではなく頭の中で変換/運用できるようにならないといけません。
アルファベットからコードへの変換だけでなく、コードからアルファベットへの
逆変換も自由にできるようになるには少し訓練が必要です。

●このコードは業界や地域で異なるものが使われているのもおもしろいですね。
他業界や、他国の旅行会社とのやりとりで、日本式のコードを利用しても
キョトンとされてしまいます。アマチュア無線をやっていた方には
Alpha-Bravo-Charlie の方が馴染み深いでしょう。

<参考:日本の旅行業界で使われているコード>
A: ABLE
B: BAKER
C: CHARLIE
D: DOG
E: EASY
F: FOX
G: GEORGE
H: HOW
I: ITEM
J: JACK
K: KING
L: LOVE
M: MIKE
N: NANCY
O: OVER
P: PETER
Q: QUEEN
R: ROGER
S: SUGAR
T: TIGER
U: UNCLE
V: VICTORY
W: WHISKEY
X: X-RAY
Y: YORK
Z: ZEBRA