【危険度】
●全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●2018年末の大統領選挙に向けて事態が流動化する恐れがあります。4月21日の集会では,無許可デモを強行した反政府団体側と治安当局の間で衝突が起こり,死傷者が発生しています。デモ等の情報に接したときには,周辺に近づかないようにし,ご自身の安全を確保するようにして下さい。
●マダガスカル全土において,誘拐事件が増加傾向にあるほか,武装強盗団「ダハロ」による村落襲撃事案が南西部地域で数多く報告されていますので,渡航には十分注意してください。
●バッテリービーチでは,外国人に対する武装強盗,殺人や誘拐等の凶悪事件が発生しています。キャンプ等は行わないのは勿論のこと,バッテリービーチには近づかないことを強くお勧めします。

1 概況
(1)マダガスカルでは,2009年の政変以来,暫定政権が続いてきましたが,2013年末に実施された大統領選挙及び国民議会議員選挙は,平和裡かつ自由・公正に行われ,2014年1月,ヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領が就任しました。
 大統領就任以来,政治的にも安定化傾向にあり,国際社会への復帰も果たしました。経済面においても,IMFの支援を得つつ,高い経済成長率を示しており,回復傾向にあります。しかしながら,インフレ等もあり,一般には必ずしも生活水準が改善したとの実感がないとの指摘もあり,治安の悪化を伝えるような報道もみられます。このような中,2018年12月の大統領選挙に向けて事態が流動化するおそれがあります。

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