【危険度】
●極西部(カイラリ郡,バジャン郡,バジュラ郡,アチャム郡),中西部(バケ郡,スルケット郡,ジュムラ郡,ダン郡,バルディア郡,ロルパ郡,ルクム郡,サリヤン郡,ジャジャルコット郡,カリコット郡,ダイレク郡,ピュータン郡)中部(パルサ郡・バラ郡・ラウタハト郡・サルラヒ郡・マハッタリ郡・ダヌシャ郡の各東西ハイウェイから南方地域)東部(シラハ郡とサプタリ郡の各東西マヘンドラハイウェイから南方地域)
:レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●上記以外の地域(フムラ郡,ムグ郡,ムスタン郡,マナン郡,ラスワ郡,ソルクンブ郡のクンブ地区を除く)
:レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●国内の各地域において,政治的主張に基づく過激派集団(マオイスト・チャンド派)による暴力行為が発生しており,政情変化等に伴い活動が活発化することが予想されます。過激派集団の多い地域では注意が必要です。
●バンダと称するゼネラルストライキが各地域で不定期に実施されており,各種交通機関の麻痺及びバンダに乗じた暴力行為に注意が必要です。

1.概況
(1)ネパールでは,1996年から2006年まで続いた武力闘争の後,2008年以降,幾多の政治的混乱を乗り越えながら,2015年9月に憲法制定・公布しました。しかし,南部等では,2015年9月から新憲法に反対する親インド民族によるインド国境の封鎖(「非公式の経済封鎖」)及び同民族の暴力と,治安部隊との衝突により多数の死傷者を伴う政治的混乱が発生しました。2016年2月に,ネパール・インド間で関係改善がなされたことで「非公式の経済封鎖」が終了し,一旦沈静化しました。

続きを読む