【危険度】
●クリミア自治共和国及びセヴァストーポリ市
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(滞在中の方は事情が許す限り早期の退避を検討してください。)(継続)
●ドネツク州及びルハンスク州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記地域を除く全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●クリミア自治共和国及びセヴァストーポリ市では,ロシアによる不法占拠により,ウクライナ政府の統治が依然及んでいないため,どのような目的であれこの地域への渡航は止めてください。
●ドネツク州及びルハンスク州の一部の地域では,ウクライナ政府部隊と武装勢力との間で,依然散発的な戦闘が継続していますので,どのような目的であれこの地域への渡航は止めてください。
●その他の地域については比較的平穏で安定していますが,今後の政治情勢等を背景に治安が悪化する可能性は排除されず,引き続き注意が必要です。

1.概況
(1)ウクライナでは,2013年11月にヤヌコーヴィチ大統領(当時)下の政府が,欧州連合(EU)との連合協定の署名プロセスの一時停止を発表したことを契機に,欧州統合を支持する市民を中心に抗議活動が各地で発生し,その後治安当局との衝突へと発展しました。その結果,2014年2月にヤヌコーヴィチ大統領は国外へ逃亡し,政権は崩壊しました。

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