【危険度】
●インドネシア(西ティモール)との国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記地帯を除く全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●インドネシア側における東ティモールの国境管理は,インフラ,人的体制の両面で十分機能しているとは言えず,国境を越える犯罪者及び隣国インドネシアのイスラム過激派グループ分子の移動が懸念されること等から不安定要因があります。
●2017年5月,ル・オロ新大統領が就任し,その後の二回の国民議会議員選挙を経て,現在の新政府が発足しましたが,主要閣僚が未就任である等,政治状況は未だ不安定のままであり,今後の政局によっては国内情勢は不透明さを増し,日頃不満をかかえる国民,特に政党支持グループ間の対立・抗争につながる可能性があります。

1 概況
(1)東ティモールは2002年の独立後,国際社会の支援の下,平和の回復・定着を進めてきました。2006年には一部国軍兵士による待遇改善要求デモが暴動に発展する事案,2008年には当時のラモス・ホルタ大統領及びグスマン首相襲撃事件が発生しましたが,このような危機にも,国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)や国際安定化部隊(ISF)等の支援を受け,その都度,平和的な解決を図ってきました。

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