【ポイント】
●4月21日(日),コロンボ市を含む数か所で爆破テロが発生し,邦人1名を含む253名が死亡,また,約500名の負傷者(4月25日時点)が出ています。こうした事態を受けて,4月22日(月)には,スリランカ全土に非常事態宣言が発令されたほか,夜間外出禁止令等も継続して発出されています。また,爆弾処理による爆発,更なるテロの計画など引き続き警戒が必要です。このような状況を踏まえ,スリランカ全土を危険レベル1から2へ引き上げます。 不要不急の渡航は止めてください。
●スリランカ側の発表に注意するとともに,ニュース等で関連情報の収集に努めてください。その上で,外出禁止の時間帯以外でも不要不急の外出はしない,治安当局による爆弾処理の現場には近づかない,教会・モスク・仏教寺院等の宗教関連施設やホテル,ショッピングモール,スーパーマーケットなど,人の集まる場所の訪問は極力控え,訪問する場合も滞在時間を短くするといった対策をとってください。
●北部州(国道A9号線から東のムライティブ県内)については,現在でも地雷の除去作業が進められていますので,十分注意してください。

1 概況
(1)テロ情勢
● 2019年4月21日における同時爆破テロ事件
ア 4月21日(日)午前,コロンボ県コロンボ市(聖アンソニー教会),ガンパハ県ネゴンボ市(聖セバスティアン教会),バティカロア県プリヤンティヴ村(シオン教会)の3つの教会と,コロンボ市内のホテル3カ所(シャングリラ,シナモン・グランド,キングスベリー)の計6カ所にてほぼ同時に爆破テロが発生しました。また,同日午後には,コロンボ県デヒワラ動物園周辺のホテル及びコロンボ市東部デマタゴダ地区の2か所で新たな爆破テロが発生しました。これらの爆破テロにより,邦人1名が死亡,邦人4名が負傷しました。4月25日時点のスリランカ政府による発表によれば,253名が死亡,また約500名の負傷者が出ています。

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