【危険度】
●ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州,カッサラ州,ガダーレフ州,北部州,ナイル州,センナール州,ゲジーラ州及び白ナイル州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●ダルフール地方5州(東ダルフール州,西ダルフール州,南ダルフール州,北ダルフール州及び中央ダルフール州),南コルドファン州,西コルドファン州(アビエ地域を含む。),青ナイル州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

【ポイント】
●4月11日,バシール大統領(当時)を含む政府要人の身柄が拘束され,スーダンを暫定的に統治する機構として暫定軍事評議会(TMC)が設置されましたが,民政移管を求める「自由と変化宣言」署名派(DFC)が,スーダン全土においてTMCに対する抗議活動を継続しています。
●6月3日,TMCは治安上の理由として,軍総司令部で座り込みを行っていた抗議者を強制排除するため抗議者に攻撃を行い,多数の死傷者が発生しました。また,ハルツームの国際空港ではスーダン国内での緊張の高まり等を理由として,多数の航空便が欠航しました。
●DFCは市民にTMCへの不服従を呼びかけており,今後,両者の衝突が激しくなる可能性もあり,混乱が継続されることが予想されます。また,首都の混乱がスーダン全土に波及し,不測の事態が発生する可能性があります。よって,ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州,カッサラ州,ガダーレフ州,北部州,ナイル州,センナール州,ゲジーラ州及び白ナイル州の危険レベルを「危険レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げます。
 つきましては,どのような目的であれ,スーダンへの渡航は止めてください。また,今後さらなる情勢の変化も踏まえ,追加的な危険レベルの引き上げの可能性もありますので,情勢の推移によっては国外に退避することも検討してください。

1 概況
(1)4月11日,バシール大統領(当時)及び政府要人の身柄が拘束され,新たに設置された暫定軍事評議会(TMC)がスーダンを暫定統治し,平和的な権力の委譲に向けた機運の醸成に努める旨の声明を発表しました。その後,民政移管を求める「自由と変化宣言」署名派(DFC)がスーダン全土でのデモ行進や,ハルツーム市内の軍総司令部周辺での座り込みを行う等,TMCに対する抗議活動が継続的に行われています。

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