【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)

【ポイント】
●4月21日(日),コロンボ市を含む複数の都市の計8か所で邦人1名を含む258名が死亡し,約500名が負傷する同時爆破テロ事件が発生しました。こうした事態を受けて,スリランカ全土に非常事態宣言が発令されたほか,夜間外出禁止令も継続して発出されましたが,その後,治安当局による大規模かつ集中的な捜査・警備強化もあり,夜間外出禁止令は解除され,治安状況が安定化していることから,スリランカ全土の危険度をレベル1(十分注意してください)へ引き下げます。
●一方で,今後もテロ発生の可能性については排除できませんので,テロの被害に遭わないよう,人混みは避ける等引き続き行動には十分注意してください。また,コロンボ市や主要都市において,宗教・コミュニティ間の対立に起因する突発的な衝突が発生したり,デモや大規模集会が行われたりすることがありますので,最新情報の収集に努めるとともに,デモや集会等には近づかず,教会・モスク寺院等宗教関係施設を訪れることを極力避ける等,不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。
●スリ,置き引き,詐欺,ぼったくり(三輪タクシー,観光ガイド,宝石店等)などの一般犯罪には引き続き注意してください。また,北部州(国道A9号線から東のムライティブ県内)については,現在でも地雷の除去作業が進められていますので,十分注意してください。

1 概況
(1)テロ情勢
ア 2019年4月21日(日)午前,コロンボ県コロンボ市(聖アンソニー教会),ガンパハ県ネゴンボ市(聖セバスティアン教会),バティカロア県プリヤンティヴ村(シオン教会)の3つの教会と,コロンボ市内のホテル3か所(シャングリラ,シナモン・グランド,キングスベリー)の計6か所にてほぼ同時に爆破テロが発生しました。また,同日午後には,コロンボ県デヒワラ動物園周辺のゲストハウス及びコロンボ市東部デマタゴダ地区の2か所で新たな爆発が発生しました。これら一連の爆発により,スリランカ政府による発表によれば,5月末時点で258名が死亡,また約500名が負傷しました。邦人も,1名が死亡し,複数名が負傷しています。

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