【危険度】
●シリア及びイラクとの国境地帯
:レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
:レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●シリアとの国境地帯は軍事閉鎖区域に指定され,立ち入り禁止となっています。2018年10月,ジャーベル・ナシーブ国境にある検問所が再開されましたが,引き続き同国境地帯には近づかないでください。
●2017年8月,イラクとの国境にある検問所が再開されました。ヨルダン側では治安が比較的安定しているものの,イラク側の治安情勢は依然として不安定です。同国境地帯には近づかないでください。
●観光地や都市部等においてテロの可能性があり,ショッピングモールやレストラン等も標的となり得ます。テロの脅威について十分に留意し,最新の関連情報を入手の上,不測の事態に巻き込まれないよう努めてください。

1 概況
(1)ヨルダン国内の治安状況はおおむね安定していますが,シリア情勢の影響等により,ヨルダン国内でテロが発生する可能性は引き続き存在しています。2016年12月には,カラク市において,ISIL支持者と思われる者による銃撃テロ事件により,外国人観光客を含む死傷者が発生しました。現在,ISILは,シリア・イラクでの支配地域を喪失し,勢力を弱めていますが,以前ヨルダンに対するテロ実行を扇動するビデオを発表したこともあり,ヨルダン国内でISIL細胞やその支持者等によるテロ等不測の事態が発生する可能性は引き続き排除されません。2018年8月10日には,フヘイス市の音楽祭で警備に当たっていた治安部隊を狙った爆弾テロが発生し,2名が死亡,5名が負傷したほか,その後のサルト市でのテロリスト摘発の際にも,テロリスト側の反撃により治安機関員4名が死亡,20名以上が負傷しました。

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