
新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、自由に海外渡航することが
できなくなっています。少しでも早く以前の状態に戻ることを願うばかりです。
COVID-19による世界各国の渡航情報を、ワンクリックで確認できるサイトを
IATA(国際航空運送協会)が公開しました。
英語のみの対応ですが、このようなサイトを探していた方も多いのでは
ないでしょうか!
Interactive Coronavirus (Covid-19) Travel Regulations Map (powered by Timatic)
国際民間航空機関(ICAO) から、「緊急時において旅客が避けるべき姿勢及び
旅客に推奨される衝撃防止姿勢」が示されました。
多くの航空会社が、4月01日から、こちらを推奨姿勢に変更しました。
前傾するだけでなく「顎を引き、頭を前の座席に付ける」
ということがポイントですね。
2020年旅券発給開始
2月4日の受付分から日本のパスポートが新しくなります。
2020年旅券といわれる新パスポートは、表面のデザインに変更は
ありませんが、査証ページに葛飾北斎「冨嶽三十六景」が描かれます。
また、内蔵ICチップの機能が向上したことで、一段と偽造が難しく
なっているということです。
有効期限が近い方は、ラッキー感がありますね。
オランダ → ネザーランド
オランダは、自身の呼称を、オランダ Holland ではなく
ネザーランド The Netherlands とすることにしました。
もともとHollandは、一部の州の呼称だったとのこと。
正式な国名を定着させることで、別の地域も訪れてもらおうという
国際的イメージチェンジの目的もあるそうです。
オランダといえば「江戸時代に交易のあった唯一の外国」として
親しみを持っている日本人も多いようです。
東京「八重洲」は、オランダ人「ヤン・ヨーステン」の屋敷があったことに
由来し「ヤヨース」がなまったものだそうです。おもしろいですね。
(外務省WEB)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol29/index.html
大阪に行く機会がありました。
伊丹空港/関西空港について思ったことをいくつか。
<伊丹空港>
昨年初め、ターミナルビルが改装され、全体的に明るい雰囲気になって
いました。展望デッキも従来の1.5倍の広さに。眺めだけで考えれば
やはり千里川土手に軍配があがりますが、アクセスを考慮すると
空港展望デッキも良いですね。
空港から市内へのバスも、一部を除いて電子マネー対応。
関東からの旅行者も普段使いの交通カード(SUICAやPASMO)があれば
ストレスフリー。便利な世の中になりました。
<関西空港>
難波からの移動に、南海ラピートを利用しました。いつか乗りたいと思って
いましたが運航25年目にして始めての乗車。
「鉄人28号」ばりの外観と対照的に、車内インテリアは落ち着いており好印象。
難波からの料金は、関空特割ラピート切符を利用して、1290円。
関西空港にも展望ホールへがあります。20分に1本程度運行している
無料循環バスを利用して移動します。伊丹ほど広くはありませんが
国際線便の離着陸便を楽しめます。国内専用の伊丹と違い、関空では
海外の航空会社を多く見られます。
また、展望ホールにある航空グッズショップには、関空オリジナル商品も多く
足を運ぶ価値あり。
ラピートルジャー(関西空港駅にいました)
海外旅行代金への消費税
10月1日、消費税率が10%となりました。
しかし、9月30日まで10万円だったハワイへのパッケージツアーが
今回の増税分(2%=約1852円)そのまま値上げされたわけではありません。
そもそも海外旅行について、消費税は掛かっていません。
海外で消費するものについては消費税は免税/不課税であるからです。
そのため、国際線航空券なども消費税増税に伴う値上げはありません。
ただ、国内で消費される部分である国内空港施設使用料には消費税が
課税されていますので、その部分に対する消費税率アップ分は値上げ
されたことになります。
参考
成田旅客サービス施設使用料/旅客保安サービス料(おとな):2,610円→2,660円
羽田空港取扱施設利用料(おとな):2,570円→2,610円
搭乗手続き締切時間(羽田空港)
各社まちまちだった羽田空港の搭乗手続き締め切り時間が
10月27日より概ね統一されます。締切時間を早めることにより
定時出発率の向上が見込まれます。
国内線(JAL/ANA)
保安検査場の締切時間:出発20分前
国際線(JAL/ANA)
搭乗手続き締切時間:出発60分前
*********************
いままでの締め切り時間
JAL国内線:保安検査場締切時間:出発15分前
ANA国際線:搭乗手続き締切時間:出発40分前
お客様より「特定の航空会社がよく遅延するので利用を控えたい」と
いうお話があり、公表されている定時運航率を調べてみました。
「OAG」という航空データ業界老舗が発表しているデータが見つかりました。
この運航率は、運航総数や、運航地域等にも左右されるので、あくまで
目安ではあると思いますが・・・
2018年6月から2019年5月
日本の航空会社ランキング
定時運航率(%)
90.5% Fuji Dream Airlines
90.0% Star Flyer
89.2% Skymark Airlines
87.8% AirDo
85.2% All Nippon Airways
84.3% Japan Airlines
83.7% Solaseed
78.1% Japan Air Commuter
73.2% Peach Aviation Limited
72.4% Jetstar Japan
71.9% Japan Transocean Air
個人的には、おやっ?となる意外なランキングでした。
利用航空会社選択の参考になるでしょうか。
データ元
ON-TIME PERFORMANCE STAR RATINGS FOR THE WORLD’S AIRLINES
https://www.oag.com/on-time-performance-airline-airport-star-ratings
9月10日から日本航空国内線航空券が最大330日前から購入できるようになります。
現在の予約開始日は原則、利用2ヶ月前ですから大きな変化です。
(全日空はすでに最大355日前から購入が可能になっています。)
予約開始日が早くなる理由としていわれているのは・・・
1) 訪日外国人の利便性向上のため
訪日外国人の増加にともない、日本国内移動のスケジュールが早期に
立てづらいとの意見が多く上がっていたようです。
2) LCC(格安航空会社)対抗のため
LCCは、もとより半年~1年分の予約をまとめて受けつけていますので
顧客を大きく奪われていたようです。
先の予定を立てやすくなるというのは、利用者にとっては便利なことですね。
「たびレジ」登録をお忘れなく
いよいよゴールデンウィーク10連休が近づいてきました。
海外に出かける方も多いと思いますが、出発前に「たびレジ」への
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