【危険情報】ベネズエラ

 海外安全情報

【危険レベル】
●スクレ州の一部地域(パリア半島全域)
 レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)(引き上げ)
●スリア州のマラカイボ市及び同州東部地域を除く地域、タチラ州、ボリバル州の一部地域(州北東部の「アルコ・ミネロ」鉱業地帯及びブラジルとの国境地帯)、アプレ州の一部地域(コロンビアとの国境地帯)及びアマゾナス州の一部地域(コロンビアとの国境地帯及びブラジルとの国境地帯)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●スリア州の一部地域(マラカイボ市及び同州東部地域)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●上記以外の地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●スクレ州の一部地域(パリア半島)は、犯罪組織の活動地域になっていると考えられており、犯罪に巻き込まれる危険性が高いため、危険レベルをレベル3に引き上げます。
●スリア州の一部地域(マラカイボ市及び同州東部地域)は、警察や軍の大量投入により治安リスクが低減し、犯罪発生件数が減少傾向にあります。また、デモの発生件数も減少しており、この約1年間、多数の死者を伴う激しいデモは発生していません。こうした状況から、危険レベルをレベル2に引き下げます。
●2024年7月、大統領選挙の結果をめぐって、首都をはじめ国内各地で抗議デモや暴動が発生し、多数の死傷者と逮捕者が出ました。多くの野党指導者が逮捕・亡命等となったため、その後、与野党対立は再び膠着状態となりましたが、政治的緊張は継続しています。
●政治対立、経済社会インフラの悪化、国内各地での深刻な燃料不足のほか、こうした状況を背景とする難民問題など、治安情勢に改善は見られませんので、引き続き情勢を注視する必要があります。

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