2024年末時点で、日本人のパスポート保有率はわずか17%という調査結果が発表されました。
世界190以上の国・地域にビザなしで渡航できる「最強パスポート」を持つ国でありながら
実際に保有している人は6人に1人という現実は、少々意外に感じられるかもしれません。
背景には、円安や物価高による海外旅行のハードルの高さ、コロナ禍以降の旅行習慣の変化、
そして国内観光の充実など、複合的な要因があると考えられます。また、海外渡航に対する
心理的な距離感も影響しているのでしょうか。
一方で、若年層ではパスポート取得が増加傾向にあるようです。留学やワーキングホリデー、
海外インターンなど、国際的な経験を求める動きも広がっており、未来への希望を感じさせます。
パスポートは単なる旅行のための道具ではなく、世界とつながる「鍵」といえます。
持っていることが国際的な視野を広げるきっかけにもなります。一人ひとりが「外を見る」意識を
持つことが重要です。
まずはパスポートを取得することから。
世界との接点は、意外と近くにあるのかもしれません。